土地の話
マイホームを建てられる子育て世代のご家族の80%以上の方は、土地を持っておられないのが現状です。ですから、家づくりを考える時、ほとんどのご家族は、まず土地探しから始めようとするのです。しかし、このホームページをご覧になったあなたには、土地探しから始めないでほしいのです。
その理由は・・・、
「土地を先に購入すると家づくりに失敗してしまう」からです。
家づくりは、土地と建物をセットで考えなければなりません。
土地の条件が良いからといっていい家が建つとは限りません。
反対に、いい家が出来たからといって土地の条件が合っていなければ良い環境にはならないのです。
大切なことは、「どんな暮らしがしたいのか?」をしっかり把握することです。人によっては、北側に面した土地のほうが好条件になる場合もあるのです。
ですから、どんな暮らしがしたいか、どんな間取りにしたいかを先に打ち合わせを行ったうえで、土地探しをされることをお勧めします。
そうすることで、きっとあなた様の希望のマイホームを希望の予算内で建てることができると思います。
不動産業者が教えない土地探しの裏話
良い土地情報は、なかなかあなたの手には届きません。インターネットや住宅雑誌が盛んになり、いろんな情報が簡単に手に入る現在でも、それは非常に難しでしょう。なぜなら、不動産の商売方法は特殊なビジネスだという秘密があるからです。
よく不動産は、「両手・片手の商売」に例えられます。
「両手の商売」というのは、売主さんからも買主さんからも仲介手数料をもらうことです。「片手の商売」というのは、売主さんか買主さんのどちらか一方からしか手数料をもらわないことをいいます。
不動産業者にとって、一番儲かるのは当然「両手の商売」です。ですから、売主さんから土地や住宅を「売って欲しい」と依頼を受けると、その業者は「売り物件情報」を他の同業者には公開せず、できるだけ自分で売りたいわけです。そういった理由から、いい物件は、なかなか世の中に出回らないのです。特に、素人の方がその物件に巡り合うことはほとんど無いといっても過言ではありません。
もし、本当に良い土地を手にしたいと願うのであれば、地元で有力なパイプをしっかりと持っている不動産業者の信頼できる営業マンを探し出すことが第一条件になります。しかし、これも非常に難しいのが現実です。
ですから、「土地探し」を単体で考えるのではなく、家づくりトータルでとらえ、信頼できる建築会社に土地探しも任せることが良い土地に巡り合える可能性が高いのです。